明治天皇の皇后、昭憲皇太后が亡くなってから11日で110年となるのを前に、天皇、皇后両陛下や上皇ご夫妻、秋篠宮さまと紀子さまが9日、明治神宮(東京都渋谷区)をそれぞれ参拝された。そして翌日、天皇、皇后両陛下の長女愛子さまも訪れ、その姿を待ち構えていた人たちから大きな歓声が上がった。
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9日午前9時半ごろ、雨粒がしっかり見えるほどの雨のなか、天皇陛下が明治神宮に到着された。強い風に桜の木々も揺れる桜雨だった。
天皇陛下はモーニング姿に、左手にはシルクハット、右手には傘を持ち、宮司らの先導で本殿へと進み、玉串を捧げて深く拝礼された。
その後、オフホワイトの参拝ドレスに身を包んだ雅子さまも到着。強い雨に濡れるドレスの裾を気にされる様子を見せながらも、厳粛な面持ちでゆっくりと本殿に向かわれた。
午前11時過ぎには上皇さま、その後に美智子さまがそれぞれ参拝。上皇ご夫妻が公の場に現れるのは昨年11月以来、およそ5カ月ぶりのことだ。
午後1時半過ぎには小雨になり、秋篠宮さまと紀子さまが参拝。紀子さまはライトグリーンのドレスだった。
9日に天皇陛下や雅子さまが参拝したことが報じられると、SNSは翌10日の愛子さまの参拝への期待でわいていた。
「明日は愛子さまですよね!?」
「荒天の今日とはうってかわって晴天の予報の明日、愛子さまの参拝を楽しみにしています!」