メイン画像
この記事の写真をすべて見る

今日3日は雨の範囲が東へ広がり、西日本を中心に激しい雨が降る所も。大雨による土砂災害に注意、警戒を。

低気圧や前線周辺で大雨

画像A

今日3日は、前線が西日本から東日本にのび、前線上を低気圧が東に進む予想です。暖かく湿った空気が流れ込むため、低気圧や前線周辺では雨の降り方が強まるでしょう。

九州北部や中国地方など西日本では、断続的に発達した雨雲がかかり、明日4日にかけて大雨になる所があるでしょう。土砂災害に注意、警戒してください。また、低い土地の浸水や川の増水、落雷や竜巻などの激しい突風に注意が必要です。

局地的に激しい雨

画像B

今日3日は、九州から近畿では雨が降り続くでしょう。雷を伴って雨脚が強まることもあり、局地的には激しい雨が降りそうです。短時間で周りの状況が一変する可能性があります。

東海も次第に雨の範囲が広がり、所々で激しい雨。関東甲信や北陸も昼頃には雨が降りだすでしょう。気温は日中もあまり上がらず、最高気温は名古屋で13℃と、昨日2日より大幅に低くなりそうです。

東北は昼頃までは晴れ間も出ますが、天気は下り坂。南部の早い所では夕方から雨が降りそうです。北部も夜遅くは雨の降る所があるでしょう。

北海道は高気圧に覆われて、おおむね晴れる見込みです。沖縄は、朝晩に雲が増えますが、日中は日差しがたっぷりでしょう。

激しい雨って どんな雨?

画像C

激しい雨は、1時間雨量が30ミリ以上~50ミリ未満の雨を表しています。これは、バケツをひっくり返したように降るイメージです。また、傘をさしていてもぬれるレベルで、木造住宅の屋内では、寝ている人の半数くらいが雨に気づくほどです。外では道路が川のようになり、高速道路を走る車は、タイヤと路面の間に水の膜ができて、ブレーキがきかなくなる「ハイドロプレーニング現象」が起こるおそれがあります。

激しい雨が降ると予想される所では、土砂災害や低い土地の浸水、川の増水に十分ご注意ください。