手遊び歌に合わせて「とんとんとんとん ひげじいさん」の「おひげ」を両手で作って踊る愛子さま。思わず気持ちが和む愛らしさ=2004年11月、東宮御所の内庭、宮内庁代表

 05年春からは、東京・渋谷区にあった児童施設「こどもの城」で開催される幼児教室に週に2回、通い始めた。お迎えは雅子さまの役目だった。

 4歳の誕生日には、ボール遊びやお絵描きを楽しむ写真とともに、他の子どもたちと神経衰弱などのカードゲームを楽しむ様子が伝えられた。

 この時期の愛子さまがお得意だったのは「替え歌」だったという。

 たとえば、「森のくまさん」のメロディーに乗せて、「ある日 愛ちゃんの お弁当は おにぎりとトマトよ これ全部食べちゃいたいなあ」と口ずさんでは、周りを笑わせていたという。
 

3歳の誕生日を前に、「パパ」と「ママ」と一緒に手遊び歌に合わせて踊る愛子さま=2004年11月、東宮御所の内庭、宮内庁代表

高校では、愛子さまたちのダンスが大盛況

 身体を動かす愛子さまの映像からは、愛子さまが柔軟性に恵まれ、運動も得意だったように思われる。

 愛子さまは学習院初等科の5年生になると、課外活動でバスケットボール部に入部した。

 コーチを務めた天皇陛下の同級生によれば、休日は東宮御所の職員とお住まいでバスケの練習に熱中したり、他校との試合ではバスケットボール型のお弁当の容器と布製のお弁当袋を持参するほど、バスケットを楽しんでいたという。

 さらにお住まいでは、ご一家でテニスで汗を流すなど、体を動かす機会が多かったようだ。
 

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