亀梨和也

亀梨も「目」でオトされた?

 緻密な計算をしながら芸能界を渡ってきた田中だが、恋愛テクニックにおいても抜け目がない。週刊誌の芸能担当記者は言う。

「恋愛指南アプリに月3万円も課金しているとテレビで告白していたこともありましたが、恋への投資も惜しまないのでしょう。『私は決めたら絶対落とします』と以前バラエティー番組で断言していたのも印象的。相手を落とす決めゼリフもあり、甘えた口調で『好きになったらどうする? 好きになったら困る? 嫌だ?』と聞くのだとか。また、一昨年に女性誌で行われた指原莉乃との対談でも、『落としたい人がいたら目で落とす』と言い、相手はジーっと目を見られると興味があろうがなかろうが誰でもドキドキするはずと説明。その後は相手の話を聞くことに集中するそうで、聞き上手になれば、また会いたいなと思ってくれる気がするとか。そんなテクニックは意外と亀梨にも実践していたのかもしれません」

 芸能評論家の三杉武氏は田中が成功した要因についてこう述べる。

「TBSの局アナ時代は“みんなのみな実”を自称し、ぶりっ子キャラで主に男性視聴者から支持を集めていました。しかしフリー転身後、女性誌の美乳特集の際に披露した『肘ブラ』ポーズが話題となり、その美容意識の高さやストイックさが高く評価され、一気に同性からの支持を高めた印象です。女優、フリーアナウンサーとしてテレビを主戦場に活動していくうえで、男性以上に厳しい視線を持つ女性を味方につけることは成功への不可欠な要素ですし、見事な“路線変更”と言えます。昨今では田中さんがプロデュースしたり、イメージキャラクターを務めたりした美容関連アイテムが好調なセールスを記録する“みな実売れ”がメディアで話題になっています。こうした現象も同性からの高い支持の表れでしょう」

 仕事も恋も抜け目ない田中が、どこまでの高みに到達するか楽しみだ。

(丸山ひろし)

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丸山ひろし

丸山ひろし

埼玉県生まれ。大学卒業後、出版社に勤務し雑誌編集業務に従事。その後ライターに転身し、現在はウェブニュースや、エンタメ関連の記事を中心に執筆している。

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