お笑いトリオ「リンダカラー∞(インフィニティ)」。左から、りなぴっぴ、Den、たいこー(撮影/中西正男)

 今年元日の「おもしろ荘」(日本テレビ系)で準優勝し、一気に時の人となったお笑いトリオ「リンダカラー∞(インフィニティ)」。Denさん(30)のカリスマ性を生かし、ボケやツッコミという役割ではなく「カリスマと2人の信者」という世界観で注目を集めています。Denさんと小学校からの付き合いのたいこーさん(30)と2017年に「リンダカラー」を結成。22年に“Denさんのファン”という立ち位置でりなぴっぴさん(26)が加入し「∞」になりました。そのスタイルからして新風を感じさせるトリオですが、謎めいた3人が見据える“未来”について聞きました。

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――元日の「おもしろ荘」以来、反響はいかがでしょう?

Den:去年の倍以上のペースでお仕事をいただいていると思います。

 もちろん、それはありがたいばかりなんですけど、今僕らがやっていること自体、ショーに近いので、決まったルールの中で勝ち負けを競う賞レースに合致するスタイルではないのかなと。より広く皆さんに楽しんでもらいたいですし、もっと言うと、日本のみならず海外も視野には入れていきたいです。

 今は日本にいてもSNSで海外にリーチすることはできますし、狙っていけるものは狙っていけたらなと。国内でやるなら、賞レースよりも、新語・流行語大賞を狙っていきたいと思っています。

――りなぴっぴさんはいかがですか?

りなぴっぴ:あんまり細かいことは分からないです(笑)。ただ、入った時は「やったー!」と思いました。なんでもやってみないと分からないことがあると思っていたので、なんか不安っていうよりはワクワク楽しみという感じでしたね。

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中西正男

中西正男

芸能記者。1974年、大阪府生まれ。立命館大学卒業後、デイリースポーツに入社。芸能担当として、故桂米朝さんのインタビューなどお笑いを中心に取材にあたる。取材を通じて若手からベテランまで広く芸人との付き合いがある。2012年に同社を退社し、井上公造氏の事務所「KOZOクリエイターズ」に所属。「上沼・高田のクギズケ!」「す・またん!」(読売テレビ)、「キャッチ!」(中京テレビ)、「旬感LIVE とれたてっ!」(関西テレビ)、「松井愛のすこ~し愛して♡」(MBSラジオ)、「ウラのウラまで浦川です」(ABCラジオ)などに出演中。著書に「なぜ、この芸人は売れ続けるのか?」。

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