お笑いトリオ「リンダカラー∞」(撮影/中西正男)

“カリスマ”ならではの可能性

たいこー:まさにその通りだと思います。

りなぴっぴ:楽しみしかないですね。広かったら走り回れそうですしね。

Den:ま、面積的にいうと大会場は広いもんね。

――影響を受けた先輩芸人さんなどはいらっしゃるのでしょうか?

たいこー:僕は事務所の先輩のサンシャイン池崎さんにいろいろと学ばせてもらっています。

 以前から池崎さんの単独ライブのお手伝いもさせてもらっていたんですけど、まず、お笑いに対する熱量がすごい。そして、どんなところにも絶対に手を抜かないという哲学を持っていて、どんなことでも「すぐにやる」という姿勢がある。そのうえ「自分一人では何もできない」と認める潔さ。

 どれも頭では分かっていることなのかもしれませんけど、それを常にやりきる。サボらない。なかなか難しいことですけど、だからこそ感じることも多いです。

Den:それでいうと、僕はマイケル・ジャクソンですね。こちらが立っているだけで失神してくれる。それって、究極のエンターテイメントだろうと。

 マイケル・ジャクソン的な成長を遂げて、もし先に海外で注目されるようなことになったら、日本に逆輸入ということもあるでしょうし。間口は広く、どこからでもいくというか。

 もちろん、それをやるにはどの分野でも勝負できるポテンシャルが必要になってくるんですけど、そこで「これも、あれも、それもできるの?」となるのがカリスマなので。カリスマならではの可能性を模索したいと思っています。

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会話の「ギクシャク」もエンタメ