「お話しすると日が暮れてしまうかも」
2019年4月30日に平成の天皇が退位し、5月1日に令和の皇室がスタートした。
天皇陛下の即位とともに、雅子さまは皇后となった。11月の祝賀パレードでは、涙をにじませ、目頭を押さえながら沿道の祝福に応えた。
しかし、「天皇ご一家」となっても、親子の仲睦まじさは変わらない。
成年を迎えた記者会見で両親との思い出を聞かれた愛子さまは、静岡県の須崎の海にサーフボードを浮かべて3人で座る挑戦をしたものの「見事全員で落下」したエピソードなどを語り、「お話しし始めると日が暮れてしまうかもしれません」と笑いを誘った。
雅子さまは皇太子妃として、皇后として、30年の人生を歩んできた。同時に母として寄り添い続けた愛子さまは今年、22歳になった。これからも太陽のような笑顔を、人々に見せてくれるに違いない。
(AERA dot.編集部・永井貴子)