「祭 GALA」制作発表記者会見で。ロゴの「祭」には、メンバーカラーとともに3人の名前が。左上の紫が「タ」で深澤辰哉、右上の黄色が「ヒ」で岩本照、中央の赤が「リ」で宮舘涼太。「3人でひとつの作品をつくっていくっていうので、一文字で表した」(深澤)(撮影/編集部・伏見美雪)

 冒頭のあいさつで、キリリとした目つきで「ちょっと今日は俳優モードで来てまして」「おもしろいことは何一つ言えないかもしれないんですけど」と言いながらも、この会見での深澤のトークは絶好調。

 今回の舞台で「新たなかたちで新橋演舞場のステージに立てるっていうことがわかったときは、また春が来る、って思いました」と語る岩本に「うまいねー。また春が来ると」とコメントしては、「嫌なんだけど、この人」と口をとがらせた岩本に指を向けられ、記者の質問にマイクを握りっぱなしで滔々(とうとう)と答えては、岩本と2人目を丸くして顔を見合わせた宮舘に「これ、一人でしゃべるの? 一人の会見みたいだった」とツッコまれたほど。

 そんな深澤の言葉通り、3人とも「俳優」としても活躍し、この1-3月期はドラマに出演中。岩本が「恋する警護24時」(テレビ朝日系)、深澤が「春になったら」(関西テレビ系)、宮舘が「大奥」(フジテレビ系)と、それぞれ異なるジャンルでさらに幅を広げている。

 3人が、舞台「祭 GALA」では、どのような顔、そして新たな「初」を見せてくれるのか、期待は高まる。

(AERA編集部・伏見美雪)

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