4月1日に初日を迎える新作舞台「祭 GALA」(新橋演舞場)の制作発表記者会見で。「深澤が苦い顔してるのをスルーしながら」と岩本照(中央)が口にした瞬間に、表情を変化させた深澤辰哉(右)。その顔に宮舘涼太(左)からツッコミが飛んだ(撮影/編集部・伏見美雪)

「深澤が苦い顔してるのをスルーしながら、もうとにかく体を張らせてくれって」

 微笑みを浮かべて語る岩本照の隣で、深澤辰哉が、口を見事なへの字に曲げた。

 次第に深くなっていく苦悩の表情に、会場の笑いとシャッター音も大きくなっていく。

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「祭 GALA」(4月1日初日~29日千穐楽)ーーSnow Manから、岩本照・深澤辰哉・宮舘涼太の3人が、和と洋が融合した祝祭感あふれる新作舞台の主演・演出を務める。その制作発表記者会見が、3月7日に開かれた。

 昨年春、名物「腹筋太鼓」をはじめ肉体を酷使することでも知られる人気を博した舞台「滝沢歌舞伎」シリーズに、惜しまれながら終止符を打ったSnow Man。今回3人で挑む舞台にも、その身体能力の高さを生かした場面もあるのか、という質問が3人に飛ぶと、岩本がマイクを手にした。

「僕はもうずっと、最初の打ち合わせの段階から、とにかく体を酷使したいっていうのだけ。まあ、深澤が苦い顔してるのをスルーしながら、もうとにかく体を張らせてくれってスタッフさんにお願いしているので。一公演、もうかなりな(エネルギー)消費量の作品になるんじゃないかなっていうふうに思っています」

 苦い顔、と言われた瞬間から表情をつくった深澤が、「期待どおりです。新橋演舞場でSnow Manと言えば体張ってだろうなって」「まあ、張るしかないですよね。選択肢はね」「楽しみにしています」と交わされていく記者と岩本の会話に、この世の終わり、といった顔で「ありがとうございます」と礼を述べると、すかさず宮舘から、「どういう顔だよ、それ」とツッコミが飛んだ。

 そんな、体を張って挑む舞台のタイトル「祭 GALA」は、「外国語でお祭りのことをガーラと言うんですけど、僕らの場合はこれをちょっともじりまして」「和と洋の融合を、空想のなかで実現をさせるという僕らの思いで」つけた、と宮舘。「日本の文化でもある祭りを象徴した舞台になっていくんじゃないかなと思います」。

 岩本によれば「一幕制」で、新橋演舞場にある「パワースポットみたいな感覚を大事にしながら、ストーリーを作っていった」そう。「神社とかお寺とか行くみたいな感覚の気持ちで来てくれたら」と言う。

「祭りってことで、出店みたいな感覚で、いろんな出し物があって」と深澤も言い添える。「新しいというか、いままで挑戦したことないような演目があったり」「それぞれの得意なというか、パーソナルなシーンがあったり」するというから楽しみだ。

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挑戦したことないような演目は?