ただし腔内照射ができる病院は限られている(日本放射線腫瘍学会のホームページで公開)。かかっている病院で実施していなくても、実施可能な病院と連携して治療したり、転院することも可能だが、放射線治療の選択肢を示されないまま、手術になるケースもある。神宮医師はこうアドバイスする。
「患者さんがご自身の病気について学び、治療の情報を集めることが大事です。放射線治療を希望する場合は、担当医に相談してみましょう。放射線治療医にセカンドオピニオンを求めるのも一つの方法です」
(取材・文/熊谷わこ)
※週刊朝日ムック『手術数でわかるいい病院2024』より