竹増貞信/2014年にローソン副社長に就任。16年6月から代表取締役社長

「コンビニ百里の道をゆく」は、54歳のローソン社長、竹増貞信さんの連載です。経営者のあり方やコンビニの今後について模索する日々をつづります。

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 皆さんはいま、仕事や日々の生活で、どんな「チャレンジ」をしていますか。
 私たちは先月、国内外のローソングループ社員を対象にグループ理念「私たちは“みんなと暮らすマチ”を幸せにします。」の実現と「チャレンジする風土」のブランディング醸成を目指したトークセッションイベントを開催しました。

 ローソングループの一人一人が「みんなの役に立ちたいチャレンジャー」でありたい。そんな共通認識の下、ローソンストア100、ローソン銀行など異なる組織の9人が、取り組んだチャレンジの内容や思いを伝え、グループ社員全員で共有するイベントでした。

 たとえば、中国の成都市で一から店舗を立ち上げた社員は、理念や「成都にローソンの店舗をつくることにはどんな意味があるのか」の共有から始め、100人を超える現地のスタッフと信頼関係を構築し、苦労して2021年に成都にローソンを出店した話をしました。

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竹増貞信

竹増貞信

竹増貞信(たけます・さだのぶ)/1969年、大阪府生まれ。大阪大学経済学部卒業後、三菱商事に入社。2014年にローソン副社長に就任。16年6月から代表取締役社長

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