天皇陛下が2月23日、64歳の誕生日を迎えられた。陛下は2019年、59歳で即位して、令和の時代が始まった。天皇、皇后として歩み出したおふたりは、その「1年目」から様々な場面で笑い、互いを見つめ合い、豊かな表情で私たち国民の目をひきつけてきた。
【写真】思わず目が釘づけ!くるくると表情が変わる陛下と雅子さま
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天皇陛下と皇后雅子さまは、公務の場でも感情表現が豊かだ。令和皇室の特徴のひとつは、公務の現場でさえ、ユーモアと笑顔が絶えないことだろう。
そうしたシーンは、令和皇室がスタートした2019年秋に執り行われた「即位の礼」の一連の儀式でも見てとれる。
パレードである「祝賀御列の儀」に臨んだおふたりは、笑顔で言葉を交わしている様子。豊かな表情の写真からは、まるでその声が実際に聞こえてくるようだ。
5月、令和皇室が迎えた初の国賓が、米国のトランプ大統領とメラニア夫人だ。
皇居・宮殿の東庭での歓迎行事と宮殿での会見は、終始リラックスした雰囲気だった。雅子さまとメラニア夫人は、互いの子どもの教育やスポーツ、メラニア夫人が取り組む青少年育成活動について、話が弾んだという。
大統領夫妻の見送りを終えたおふたりは、はじけるような笑顔を見せたが、その笑顔は手ごたえと安どの表れかもしれない。