明日23日からの3連休の関東近郊のスキー場の天気です。この3連休、24日を中心に晴れてスキー日和となりそうです。プラスの気温になる所がありますので、なだれに注意が必要です。23日と25日は雪が降りやすいでしょう。寒さ対策も万全に。
24日はスキー日和 なだれに注意
明日23日からの3連休、関東近郊のスキー場では、24日を中心に晴れてスキーを楽しむことができそうです。
明日23日は、昼頃まで雨や雪が降るでしょう。午後はやむ所が多い見込みです。24日は、晴れる所が多く、スキー日和となりそうです。ただ、日差しが多いと、雪面からの反射が強くなります。ゴーグルを用意するとともに、日焼け対策も必要となりそうです。日中はプラスの気温になる所もありますので、なだれにご注意ください。
25日は再び雲が多く、雪の降る所が多くなりそうです。気温は、日中も氷点下の所が多くなりそうです。厳しい寒さになりますので、インナーで調節をするなど、寒さ対策を万全にしたほうが良いでしょう。
なだれの種類
雪が積もったり、気温が上がると、なだれが発生しやすくなります。なだれとは、斜面に積もった雪が、重力によって下に滑り落ちる現象ですが、種類が2つあります。
1つは「表層なだれ」です。これは、山に積もっている古い雪の上に、新たに積もった雪が滑り落ちる現象です。1、2月頃の寒さが厳しい冬の時期に、山の急斜面で発生しやすく、雪庇や吹きだまりができている斜面で多く発生します。
もう1つは「全層なだれ」です。こちらは、山に積もった雪が、全て滑り落ちる現象です。気温が上昇する春先に、雨が降った後や、フェーン現象などで気温が上がった時に多く発生し、斜面の上の固くて重い雪が、流れるように滑り落ちます。過去になだれが発生した斜面や、積雪に亀裂が入っている所では、特にご注意ください。