磯山さやか

コメディエンヌとしても開花

 依然として好感度の高い磯山だが、最近では俳優業も評価されている。

「6月に公開された映画『愛のこむらがえり』では、映画監督志望の同棲相手を全力でサポートするヒロイン役で主演。パートナーのために何でもやってしまうというキャラを表情豊かに好演し、コメディエンヌとしての才能を発揮しました。また、昨年のNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』では、伊豆に流罪となった北条時政を世話する女性役で大河初出演を果たしています。ワンポイントでの登場でしたが、彼女が持っている明るさや母性が存分に出ていてインパクトを残しました」(同)

 最近はドラマや映画でも自身の印象に近い女性を演じているところも親しみにつながっているのかもしれない。また、人として謙虚なところも好感を持たれていそうだ。

 故・志村けんさんとバラエティー番組や舞台で長年共演していた磯山だが、2020年に志村さんが亡くなった際、自身のインスタグラムで「教えていただいた事は、一生の宝物です。志村さんには感謝してもしきれないほど、たくさんの経験とご縁をいただきました」と感謝の気持ちをつづりつつ、「2人で撮った写真がないのです」と明かしていた。その理由については、優しく気さくな志村さんだが、「すごい人なんだぞ、あまり慣れすぎないように」と自分なりのルールがあったという。大御所と共演していることにおごることなく、適度な距離感を保つ配慮が見えるところも性格が表れている。

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