芦田愛菜(C)朝日新聞社
芦田愛菜(C)朝日新聞社
この記事の写真をすべて見る

 女優の芦田愛菜が、ドラマ「さよならマエストロ〜父と私のアパッシオナート〜」の演技で好評を博している。西島秀俊演じる指揮者の娘役で、ベテラン俳優にも引けを取らない演技の安定さをみせている。芦田といえば、有名大学に在学中で読書家としても知られる。ドラマを機に、その才女ぶりを表す過去のエピソードにも注目が集まっている。(この記事は2020年11月21日に配信した内容の再掲載です。年齢、肩書等は当時)

【写真】ぽっちゃり子役の「細山くん」が、外資系金融のエリートサラリーマンになっていた!

*   *   *

“天才子役”として注目された芦田愛菜(16)も現在高校1年生。大人の女優へと成長し、10月から公開されている映画「星の子」で主演を務め、NHK大河ドラマ「麒麟がくる」で主人公・明智光秀(長谷川博己)の娘・たま役として出演中。また、バラエティ番組「サンドウィッチマン&芦田愛菜の博士ちゃん」(テレビ朝日系)では司会を担当。CMにも引っ張りだこで、高校生となっても人気を集めている。

 一方、読書好きで知性的な一面もある芦田。9月に行われた「星の子」の完成報告イベントでは、「信じること」に対する持論を熱弁。「揺るがない自分の軸を持つことは難しいじゃないですか。だからこそ人は『信じる』と口に出して、不安な自分がいるからこそ、成功した自分や理想の人物像にすがりたいんじゃないかなと思いました」と述べ、SNS上では、「アラフォーだけど愛菜ちゃんに教えを乞いたい」「心に刺さりました」「16歳の子に信じることの意味を教えてもらうとは」など、称賛の声が集まっていた。もはや、若干16歳にして人々から尊敬されるという存在になっているが、テレビ情報誌の編集者は「至って普通の16歳というところもある」と話す。

「先日放送されたバラエティ番組では、メイクの練習をしていると明かしていました。色つきのリップクリームを塗ったり、アイメイクに欠かせないビューラーの練習をしているとか。また、イヤホンをシェアするなど、『漫画のこういうシチュエーションいいよね!』的な恋バナもよくしているそうです。9月に放送された番組では、新人アナウンサーが『緊張しないコツ』を質問。芦田も心配性の緊張してしまうタイプだそうで、手のひらに『人』を3回書いて食べるようなおまじないなど、自分に暗示をかけるのが大事なのかなと思うと答えてました」

 誰もが一度は試したことがある「手のひらに人を書いて飲む」。そんな古典的な暗示の方法を芦田も活用しているとは意外だが、高校生らしいと言えばらしい。バラエティ番組「日曜はカラフル!!!」(TOKYO MX、10月11日放送)では、テストを受ける時、「このシャーペンとともに頑張ったんだ!」という思いがあり、「その教科を勉強し続けたシャーペンでテストを受けると良い結果になる」という、自分のジンクスを持っていると明かしていた。また、情報番組「ノンストップ!」(フジテレビ系、10月1日放送)に出演した際は、異性に惹かれるポイントについて「腕まくりをする姿」と告白。筋肉がついていたりするとさらによいそうだ。

次のページ
遊園地に行っても気付かれず、そっくりさん扱い