昨年12月26日、棚橋弘至の社長就任会見が行われた。19年ぶり4人目の「社長レスラー」として、その舵取りには期待がかかる (c)新日本プロレス

 これまでにも何度か、複数の団体が参加しての組織が誕生したことはあったが、どれも今回ほどの規模ではなく、活動も短命に終わっている。何より、そのどれにも新日本は参加していなかった。また、そういった組織に女子プロレス団体が加わるのもこれが初めて。それだけに今回はその活動に注目が集まる。

 また、日本プロレスリング連盟設立発表の8日後には、棚橋弘至が新日本プロレスの新社長に就任することが発表された。同団体では猪木、坂口、藤波辰爾に続く4人目、19年ぶりとなる「社長レスラー」。2000年代、選手の大量離脱やリング上の混乱などによって低迷期に陥った新日本をV字回復させた立役者でもある棚橋が組織の先頭に立つことで、団体のさらなる躍進が期待されている。

(ライター・高崎計三)

AERA 2024年2月5日号 より抜粋

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