【ビルボード】King Gnu「SPECIALZ」2023年最終週のグローバル・ジャパン・ソングスで首位獲得 Ado「唱」6週ぶりトップ10返り咲き
この記事の写真をすべて見る

 世界でヒットしている日本の楽曲をランキング化した “Global Japan Songs Excl. Japan”。2023年最終週はKing Gnu「SPECIALZ」が首位を獲得した(集計期間:2023年12月22日~12月28日)。

 「SPECIALZ」は、TVアニメ『呪術廻戦』第2期「渋谷事変」オープニング・テーマに起用された楽曲。当週のオーディオとビデオの合算ストリーミング数は571万回と、前週比99%を記録した。国別ではアメリカ、イギリス、フランス、ブラジルの4か国で首位をキープした。2位のYOASOBI「アイドル」は、合算ストリーミング数537万回を記録。国別では前週に引き続き韓国、シンガポールの2か国で首位を獲得した。

 また当週は、Ado「唱」が6週ぶりにトップ10に返り咲いた。同曲は12月24日にミュージック・ビデオの総再生回数が1億回を突破。キリバン突破を後押しするためか、ビデオのストリーミング数は前週比110%を記録した。なお「唱」は、31日にリミックスバージョン「唱(Jax Jones Remix)」がリリースされた。

 当週のトップ10のうち、前週からストリーミング数を伸ばしたのは「唱」と19位の羊文学「more than words」のみ。「more than words」は『呪術廻戦』第2期「渋谷事変」エンディング・テーマとして注目を集めており、当週自身初のトップ20入りを果たした。


◎Global Japan Songs Excl. Japan トップ10
1位「SPECIALZ」King Gnu
2位「アイドル」YOASOBI
3位「NIGHT DANCER」imase
4位「死ぬのがいいわ」藤井 風
5位「青のすみか」キタニタツヤ
6位「夜に駆ける」YOASOBI
7位「KICK BACK」米津玄師
8位「TOKYO DRIFT(FAST & FURIOUS)」TERIYAKI BOYZ
9位「唱」Ado
10位「真夜中のドア~stay with me」松原みき


〈Global Japan Songs Excl. Japan〉
日本の楽曲を対象に、Luminate Data LLCが集計した、日本を除く(excluding)世界200以上の国々における主要デジタル・プラットフォームの定額課金型(サブスクリプション)と広告支援型の公式ストリーミング、ダウンロードにそれぞれ比重をつけて算出し、ランク付けしたチャート。

〈Japan Songs(国別チャート)〉
日本の楽曲を対象に、Luminate Data LLCが集計した上記データに、各国独自の比重をつけて算出し、ランク付けしたチャート。現在ローンチしているのは韓国、シンガポール、インド、フランス、イギリス、アメリカ、ブラジル、南アフリカ、タイの9か国で、順次追加予定。