グラビアアイドルから俳優、作家として活動の幅を広げ、芸能界でも独自の存在感を放ち続けている酒井若菜さん(43)。【前編】では、さまざまな分野で挑戦し続けることの苦労や、その過程でたどり着いた仕事への価値観などを聞いた。【後編】では、「毎日メイク。」や「40代になってやめたこと。」などで早くも話題を集めているYouTubeチャンネル開設の経緯や、これまでの人生で忘れられない一日などをうかがった。
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※【前編】<酒井若菜が振り返る「グラビアアイドル」からの転換点 「エキストラでもいいから演技の現場に」と決めた日>より続く
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【前編】のインタビューで、仕事に対しては「履ける草鞋は何足でも履いたほうがいい」という考えだと話してくれた酒井さん。グラビアアイドル、俳優、作家などさまざまな仕事に挑戦してきた酒井さんだからこその価値観だろう。
そして、酒井さんは最近、もう一つの“草鞋”を履き始めた。それはYouTuberだ。
今年8月に自身のYouTubeチャンネル「酒井若芽チャンネル」を開設。撮影や編集など、ほとんどの作業を一人でこなしているという。
「コロナ禍あたりからYouTubeをいろいろ見始めたのですが、無理にキャラを設定したり、テンションを上げたりしている動画が多いなあという印象でした。私のような40代の女性が一人で静かに見られる“大人のチャンネル”ってあんまりなかったんですよね。それで、ないなら自分がつくればいいんだって思って開設しました」
YouTubeではコスメ紹介やモーニングルーティーン、視聴者との質疑応答など、さまざまな動画をアップしているが、どのような方針でチャンネルを運営しているのだろうか。