11月30日、秋篠宮さまは58歳の誕生日を迎えた。お誕生日に先立ち行われた記者会見では、秋篠宮邸の改修の経緯から情報発信についての見解などたくさんの質問に答えられた。象徴天皇制に詳しい歴史学者で名古屋大学人文学研究科准教授の河西秀哉氏は、秋篠宮さまの「本音」が垣間見えたという。
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「秋篠宮さまは記者会見に際して、事前の準備を入念にされて文面を用意しているというよりは、その場その場で考えて話している印象があります。そのためか、そのとき思っている“本音”がポロっと出てしまうことがあるように思います。そこが、いいところといえばいいところなのですが」
そう話す河西氏は、58歳の誕生日の記者会見でも秋篠宮さまの「本音」を見逃さなかった。秋篠宮邸の改修工事から佳子さまの1人暮らしの発表までの経緯に関する秋篠宮さまの回答の中で、「反省」という言葉を使ったことに、河西氏は驚いたという。
秋篠宮さまは「ぐずぐず」と
改修工事に関わることは、「本来ならば年度末に発表しておけばよかった」とし、秋篠宮さまはこう話している。
「発表するまでの経緯。経緯というか、特にタイミングですね(中略)私自身がそのことについて、かなりぐずぐずしていたということがあります。つまり引き延ばしてしまい、非常にタイミングとして遅くなったなというのが反省点です」