留学経験はこれからの皇室を担う愛子さまにとって「大切な経験」とつげ氏は考える。
「愛子さまが皇族の一員として務めを果たされるようになれば、国際親善が重要視される公務を担う場合も多くなるはずです。留学経験は外から日本を見るという観点からも大切だと感じます。語学を習得する以上に、海外で暮らすと、その国の文化や習俗に対して理解が深まり、海外の方たちとの接し方を習得できるので、留学はこれからの愛子さまにとって有意義で貴重なプラスの経験になると思います」
愛子さまには、天皇陛下と雅子さまという、海外生活の「経験者」が身近にいる。進路の相談をするにも心強いことだろう。
また、卒業後の進路とともに、注目が集まるのが初の単独公務だ。
「一般参賀や佳子さまと雅楽鑑賞、天皇ご一家で展覧会鑑賞などへのお出ましはありますが、単独公務というのがまだ実現しておらず、いつになるのかと期待されています。おそらく、卒論を終えて、大学を卒業されるといよいよ単独初公務に臨まれるでしょう。近郊から始めて、徐々に地方へと行かれることになると思います。
公務では、皇室の方は、初めて訪れる場所で、初めて会う方たちとお話しをされます。愛子さまはご自身の性格を“人見知りのところがある”と話されていますが、成年の記者会見では、笑顔を絶やさず堂々と話されていたので、いざ単独公務となっても完璧にできてしまうのではないでしょうか。
そう期待してしまうほど、愛子さまは成年の記者会見で見事な力量を見せてくださいました。人見知りという性格から公務は緊張されるかもしれませんが、かえって自然な感じでやりとりできるのではないかと思います。
愛子さまは自然な笑顔をされるので、ご自身のペースでやっていかれたらいいのではないかと思います。愛子さまの自然な笑顔を見ている側も自然と笑顔になり、『笑顔の連鎖』になると思います。22歳になられ、これからの活躍が本当に楽しみです」
愛子さまの笑顔は、確かに見ているこちらも微笑んでしまう、温かい引力がある。笑顔あふれる22歳の愛子さまに期待はますます高まる。