副所長の渡邊佐和子アナウンサーは大の古墳好き。古墳オタク。古墳を見る佐和子さんの横顔はいつもうっとり。そんな佐和子さんをわたくし最近、「さわてぃー」と呼ぶことに成功しました。
そんなどうでもいい情報を挟みつつ、さわてぃー同様、当探偵所を黎明期から支え続ける最古参の近田雄一アナウンサー。
私、普段は「その辺の普通のおじさん」などと失礼にも程があることを近田さんに言ってますが、こと「アナウンス」に関しては、唯一無二の雰囲気を醸し出す、底力のある素晴らしいアナウンサーだと思っています。
さらにはロケ中、なぜか最低一回は突然走り出す森田洋平アナウンサー。なんとなく雰囲気がクリクリ目の可愛らしい犬を思わせる山田大樹アナウンサー。最若手なのに突然「さあ、向陽と一緒に行こうよー」などとオヤジギャグを飛ばす加藤向陽アナウンサー。
皆、それぞれの色合いで誠実に、たまにお茶目に歴史の謎を調査してくれています。あ、もちろんお茶目な部分が垣間見えるのは当番組だからこそ。彼らがニュース原稿を読む時などをたまたま見たことがあるんですが、まさに別人。キリッとしています。
さらには当番組の良心、河合敦先生。よくご自身が執筆や監修をされた歴史の本を「息子さんに」とプレゼントしてくださいます。息子はすべて読破しております。息子が歴史好きになったのは河合先生のおかげです。
そして「城あるところに千田あり」、千田嘉博先生。城のことになると少年のようになります。少年というか、子ども。ほぼ小学校低学年。こういう人が学問に限らず様々な業界のトップランナーになるのだと思います。
ちなみに以前、某映画で初めてご一緒した石坂浩二さんが、僕に会うなり「いい!いいですよね、歴史探偵!」と言ってくださり、そのあとしばらく歴史探偵の話をしたら、「むしろ番組に関して僕よりお詳しいのでは?」と思えるほど欠かさずご覧頂いてると感じ、改めて背筋が伸びた次第。
初回放送から間もなく5年目を迎える「歴史探偵」、どうぞこれからもお引き立てを願います。