オーストリアと日本の二拠点生活
低視聴率にあえぐ「ONE DAY」だが、メーンキャストの中谷は、これで俳優としてのキャリアに傷がつく事になるのか。
「中谷さんは2018年にドイツ人のビオラ奏者と電撃的に国際結婚し、現在は1年の半分をオーストリアのザルツブルクの山中で田舎暮らしをしています。オーストリアと日本を行き来して、連ドラや映画の仕事を精力的にこなし、今年は主演舞台のニューヨーク公演も成功させました。現在47歳であの美貌を維持しているのはすごいと思いますし、結婚後はお芝居にも丸みが出てきて、女優として、より幅が広がったように感じます。海外を拠点に生活しているので、今後は海外作品も視野に入れつつ、国際派女優になっていく可能性は非常に高いと思います。15年に所属していた大手事務所を退所していますが、以降は作品を選んで出演しているので、『ONE DAY』が不調だったとしても影響を受けることはないのでは」(同)
中谷のインスタグラムやエッセーからは、オーストリアでの優雅で自由な田舎暮らしを楽しんでいる様子がうかがえる。ドラマの視聴率に一喜一憂する必要はないのかもしれない。
芸能評論家の三杉武氏は、中谷についてこう述べる。
「中谷さんはもともと、アイドルグループのメンバーとしてデビューしましたが、元アイドルとは思えない洗練された雰囲気は特筆ものです。女優の中でもアーティスト志向が強く、整った顔立ちにエレガントな雰囲気で、今も同性、異性を問わず高い支持を集めています。映画『リング』や『嫌われ松子の一生』、ドラマ『ケイゾク』『ゴーストライター』など多数の作品で爪痕を残してきました。演技力に定評がある一方、『JIN-仁-』での花魁姿の美しさが当時話題になるなど、ビジュアル面でも視聴者を魅力し続けています。また、『電車男』は中谷さんにしては珍しい純愛ものですが、主人公にとって高根の花的な存在であるヒロイン役はリアリティーを感じましたね。現在、日本とオーストリアとの二拠点生活を送っていますが、行動力のある方ですし、自身の生き方や仕事に対して理解のある伴侶と出会ったことで、今後も女優としてさらなる活躍が期待できそうです」
中谷を筆頭に、メーンキャストの潜在力は高いだけに、「ONE DAY」の巻き返しに期待したい。
(藤原三星)