今年4月から株をはじめた鈴木おさむがマイナス40万円の損切りをして思ったこととは

　鈴木おさむさんが、今を生きる同世代の方々におくる連載『1970年代生まれの団ジュニたちへ』。今回は、株について。

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　今年の4月から株を始めた。そもそもは一番テレビで出来ないことをYouTubeでやってみたいと思った。それが株だ。株は銘柄が出てくるので、スポンサーのことなども含めてなかなかバラエティー番組ではやりにくい。どこの会社の銘柄を買ってどのくらい上がって、下がって、どうなったかというのは興味のあることだと思うのだが、それをテレビのエンタメにするのは難しい。

　だからこそ、YouTubeでやろうと思った。企画は「1000万を株で1年間で1500万円に出来るのか？」

　周りにはかなり無茶だと言われた。もちろん分かっている。だが、企画としてイキきってないと難しい。

もしかしたら向いているかも？

　しっかりと先生についていただいて始めた。最初に買ったのは「イオンファンタジー」という会社の株。僕はゲームセンターが好きなので、まず、よく行く場所の銘柄が良いなと思い、購入したのだ。これが調子よく上がっていき、数万円プラスで売却した。

　完全なるビギナーズラック。そこから、連想ゲーム的な買い方で、この夏はこれが流行りそうだから、こういう銘柄をと考えて買っていった。それとスクリーニングをして良さそうな銘柄をあぶり出していく方法も教わった。最初の3ヶ月は良い感じだった。といっても全体でプラス10万円ほど。だけど、株を買って売るだけで10万円増えるのだ。

　もしかしたらこれは向いてるかも、なんて考えたりもしたが、甘くはなかった。

　夏を超えて、本気で勝負にいかないと年間でプラス500万円にはならないということになり、決算トレードなるものを教わった。