カラダの姿勢を正すとポジティブ思考に
ネガティブ思考から抜け出すには、体を動かすのはもちろんのこと、いい姿勢を心がけるだけでも効果的。早速、実践しましょう。
気分が落ち込むと、つい前かがみになる。こうした、メンタルが姿勢に影響を及ぼすことは一般的に知られています。そして最近はその逆、姿勢がメンタルの状態を左右することもあるということがわかってきました。アメリカのコロンビア、ハーバード両大学の共同研究で、背すじを伸ばせば、前向きになり自信が持ててパフォーマンスが上がり、ストレスホルモンが減る、との結果が出たのです。
背すじを2分間伸ばすだけでも、気持ちを上向きにするホルモンが分泌され、ストレスホルモンが減るとのこと。気分が明るくなることで体への負担も少なくなり、より健康に過ごすことができます。
姿勢が悪いと体のみならず心も疲れる
背中が丸まっていると、呼吸が浅くなる、血行が悪化する、内臓が本来の位置からずれるなど、体への影響が出るのはもちろん、意欲が減退する、鬱々とするなど、メンタルへの影響も出てきます。
全身への負担が重くなることから気持ちが落ち込むということは、大いに考えられます。また、行動したくても体がついてこない、頑張っても結果が出ないということになればますます気持ちが後ろ向きになるという悪循環に陥ってしまいます。
(構成 生活・文化編集部 森 香織)