韓国代表に入ってくる可能性のある選手としては、投手のデーン・ダニング(レンジャーズ)も今季飛躍を遂げたアジア系のプレイヤーだ。

 メジャー4年目となる今季は自身初となる2ケタ勝利(11勝6敗)、防御率3.88とキャリアハイの数字をマーク。メジャーデビューを果たした2020年には韓国メディアに対して、韓国代表チームとしてプレーしたいと述べ、今年の大会では実際に候補にも挙がっていたという。年齢は現在28歳。今季のような成績を残し続ければ、代表チームの一員として次回のWBCに出てくるかもしれない。

 彼ら以外にも侍ジャパンの候補として挙がったアイザイア・カイナーファレファ内野手(ヤンキース)、ケストン・ヒウラ内野手(ブルワーズ)ら日本にルーツを持つ選手や、コナー・ジョー内野手(パイレーツ)、ロブ・レフスナイダー外野手(レッドソックス)などアジア系の選手がメジャーで結果を残している。WBCへの参加については資格などを含め難しい部分はあるが、野球のグローバル化のためにも、今後も様々なバックグラウンドを持つ選手が生まれた国以外の代表でプレーする姿を見てみたい。(文中の成績は現地9月26日終了時点。UZRは『FanGraphs』を参照)

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