えなりかずき
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 女優の趣里が主演のNHK連続テレビ小説「ブギウギ」が10月からスタートするが、9月19日に発表された追加キャストに俳優のえなりかずき(38)の名前が出たことが話題となっている。本作は戦後に「ブギの女王」として一世を風靡(ふうび)した笠置シヅ子がモデルの作品。えなりはピアノ・アコーディオン奏者の二村役を演じ、俳優キャリア36年にして初の朝ドラ出演となる。

【写真】えなりとの「共演NG」とされたのはこの人

 えなりといえば、子役として活躍し1990年より放送されたホームドラマ「渡る世間は鬼ばかり」(TBS系)で、泉ピン子の息子役を長年演じてきた。それもあってか、SNS上では「朝ドラ初出演とは意外」と驚きの声も上がっていたが、最近は芝居の仕事が減少。2017年に放送された「サヨナラ、えなりくん」(テレビ朝日系)以降、ドラマのレギュラー出演はなく、今年は4月9日に放送された「ひとりぼっち-人と人をつなぐ愛の物語-」(TBS系)という単発ドラマに出演したのみだ。

 また、19年には泉ピン子との“共演NG問題”が一部週刊誌で報じられるなど、演技以外の話題で世間を騒がせた印象もある。キャリアは十分だが“低空飛行”が続いていたえなりが、なぜ朝ドラのキャストに抜擢されたのだろうか。

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夫婦役で共演した北川景子も絶賛