そんな昭和の良さと、時代にも上手く適応できる器用さを持つ岡田監督については、将来的な侍ジャパンの監督に推す声もある。
「年齢的な問題で現実的には難しいが期待してしまう。今季の采配を見る限り、どのチームの監督になっても上手くタクトを振るえるように感じる。昭和の匂いを感じさせる岡田監督が今の若者を見事に動かす姿は、若手社員との向き合い方に悩んでいる人々にとって参考にできる部分も多い。日本社会に元気や勇気を与えてくれる存在かもしれない」(阪神担当記者)
これからクライマックスシリーズ(CS)の戦いも残っているが、阪神が目指すのは日本一。仮に達成できれば、自身が現役だった1985年以来となる。岡田監督率いる阪神が「アレ」を立て続けに達成できるか注目される。