今の「やりたい」最終形
SOTA:僕らはいま、やりたい方向性もたくさんあるんですが、「今みたいなやんちゃさのある時期に『Mainstream』みたいな曲をやった方がいいと思う」と、社長に伝えました。
MANATO:「こういう曲があったらいいね」とか、ツアーやイベントやフェスを通しての発見は、自分たちにはまだないものを求めていたんだと思います。僕らは自分たちのやりたい音楽をやりたいし、一つずつ経験を積み重ねてきた今の僕らだからできるという自信もあった。社長も同じように感じてくれていたみたいで、「やるなら今のタイミングだね」と、話が進んでいきました。
LEO:社長の部屋で8人で3時間くらい話し合いました。韓国での話し合いの後、社長のリクエストでレファレンスとなる楽曲を集めたプレイリストを作りました。2000年代と2010年代の曲が多かったですね。すでにある楽曲を踏襲するというより、その年代の音を使って自分たちの音楽を表現したいという気持ちが強かった。
RYUHEI:ここ数年、2000年代や少し前の時代のビートを意識した曲が増えて、流行は繰り返すと実感していました。さまざまなジャンルの音楽をメンバーと共有しました。その中に、僕たちが今やりたいクリエイティブとマッチしているものがいくつかあって、細部までメンバーと突き詰めていって……その最終形が「Mainstream」です。