あの漫画の世界観をかなりの予算と規模で完ぺきに再現してますし、海外ドラマなんです。

 ルフィの役はメキシコの俳優さん。ゾロは新田真剣佑ですが、メインキャスト、あとは外国人です。言葉もおそらく英語なのでしょう。だから完全に海外ドラマを見ている感じなのですが、吹き替え版はオリジナルの声優さんがやってくれている。ここがかなりのセーフティーゾーンになっていて、安心感がある。僕の知人は吹き替えじゃなく見てしまったとか。それはダメです!日本の人にとっては吹き替え版で見て完成です。

 ONE PIECEだけど、ONE PIECEじゃない。だけど最高のONE PIECE。世界中の人がおもしろいと思えるような作りになっている。

 ストーリーラインはおなじみの物語をちゃんとなぞりながら作ってくれている。

 知っている話なのに初めて見た気になる。なんだか新しい感覚。とにかく新しいワクワクを味わえます。息子は8歳。超おもしろいと言ってました。もし、ONE PIECEを喰わず嫌いな方がいたらこれはいいかもしれません。

 日本漫画の実写化は、どうしても世界の壁を大きく破ることが出来ませんでしたが、もしかしたら、このONE PIECEが、ゴムゴムのバズーカでその壁を破ってくれるかもしれない。

 そんな期待も乗せてしまいます。

今、一言言えるとしたら。やっぱり「ありがとう、ONE PIECE」かなと。

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