学校における給食停止は子どもたちに大きな影響が出る。画像はイメージ(GettyImages)
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 食堂運営会社が、全国各地の学校などへの給食提供を突然停止した問題。業者側がその理由として、値上げに応じてもらえなかったことを挙げたと報じられているが、給食停止を余儀なくされた学校側からは“反論”の声も上がった。担当者は、値上げの必要がないか打診したが、業者側からは「必要なし」との返事があったことを明かし、「ファクス1枚でもいいから説明責任を果たしてほしい」と音信不通が続く業者側に不信感を募らせる。

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 広島県や静岡県、岩手県など全国各地の学校や寮などで、2学期からいきなり給食の提供が停止される事態が相次いでいる。

 給食提供を停止したのは学校や寮に給食を提供する「ホーユー」(広島市中区)。学校に来るはずだったホーユーの従業員がやって来ないなど、ホーユー側からの事前連絡がなかったケースもあり、急ぎ弁当の手配に追われるなど現場は大混乱している。

 報道によると、同社が供給する全国約150施設のうち、約半数への提供を停止しているというが、いまだにホーユー側と音信不通の状態が続いている自治体や学校もある。

 テレビ新広島などの報道によると、同社の山浦芳樹社長が、物価上昇の中で学校や自治体に値上げを要請したが、応じてもらえなかったという趣旨の釈明をしたことが明らかになっている。だが、被害を受けた学校側からは、それとは異なる話も出ている。

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値上げは業者側から「必要ない」の返事