
■土井研照(おかやま山陽(岡山)・捕手・3年)
どい・けんしょう/扇の要として投手陣を好リードし、日大山形(山形)、大垣日大(岐阜)、日大三(西東京)と日大系列3校を撃破。初戦では勝ち越し適時二塁打を放ち、甲子園初勝利に導いた

■高橋慎(※)(大垣日大(岐阜)・捕手・3年)
たかはし・しん/阪口慶三監督の孫。初戦の近江(滋賀)戦を勝って、祖父に甲子園での勝利をプレゼント。続くおかやま山陽(岡山)戦では一時同点に追いつく本塁打を右翼ポール際に放った

■今岡歩夢(神村学園(鹿児島)・内野手・3年)
いまおか・あゆむ/全5試合で安打を放ち、主将、1番打者としてチームを牽引。長打に盗塁、本塁突入、ピンチ切り抜けなど、多くの場面で声を張り上げ大きなガッツポーズをする姿が印象的だった

■佐倉俠史朗(九州国際大付(福岡)・内野手・3年)
さくら・きょうしろう/佐々木麟太郎(花巻東)、真鍋慧(広陵)とともにビッグ3と称された強打者も、土浦日大(茨城)との初戦で涙をのんだ。快音なく迎えた九回に鋭く中前安打を放ち意地を見せた

■松田陽斗(土浦日大(茨城)・内野手・3年)
まつだ・はると/開幕戦の最初の打席で大会第1号の本塁打を放ち、準々決勝の八戸学院光星(青森)戦では4安打。九回にはだめ押しの本塁打をバックスクリーンに打ち込んだ
※「高」正式表記ははしごだか
※AERA 2023年9月4日号
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