何でもしまい込む物置きとして使っていた部屋/ビフォー

 ミオさんは、片づけが進むにつれて自分に自信が持てるようになったとも話してくれました。

「今日はここを片づけよう、と思ってできると達成感がありますね。1つ1つ完了していくというか。それが自信にもつながったのだと思います。いつも何かに追われているような感じがあったんですけど、それがなくなりましたね」

 片づけができない自分への劣等感や、「片づけないと」と思う焦燥感から解放されたミオさん。今後は、片づけの経験を仕事にも活かしていきたいとのこと。

「職場で接する生徒の中には、家庭でモヤモヤを感じている生徒もいます。片づけられなかった頃の私と同じように、理由は違えど気持ちの整理ができていないんじゃないかな、と。方法は検討が必要ですけど、生徒たちのモヤモヤも解決してあげたいです」

 さらに、「実家の片づけもやらないと。あと、まだ自分の家もブラッシュアップしていきたい」と、明るい将来に向けて話が尽きません。

「これから片づけをがんばりたいという人がいらっしゃるなら、私が45日後に目にすることができた、このキラキラした景色を共有できたらうれしいですね」

スッキリ片づけて犬用の部屋に変わりました/アフター

 ミオさんのこの言葉を聞いて、今後も片づけに悩む女性を1人でも多くサポートしていこうという決意を新たにできました。

 45日間で家を丸ごと片づけるのは、簡単なことではありません。でも、片づけられない自分から「変わりたい」という決意を持って取り組めば、誰でもできることです。ミオさんのがんばりは、そのことを証明してくれました。

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