「鳥羽さんの奥さんはキレイで、すごくいい人ですよ。奥さんは会計みたいなことをしているのかな、商店街の会費をもらいに行くと、『はい、はーい』と言って払ってくれて、すごく感じよく接してくれます。だから今回の広末さんとのことでは、みんな『奥さんがかわいそうだよね』って言っています。だって、ジュンさんの店とこんなに近いのに不倫だなんて、もう(商店街の人からは)総スカンですよ」
「sio」へ行ってみると、店には看板がかかっていなかったが、営業はしていた。地元店の店主はこう話す。
「店の看板がないのは“今どき”なのかもしれませんね。ただ、こちらとしては『sioはどこですか』と道をたずねられることが多いので、ちょっと時間が取られますね」
鳥羽氏の知らないところで、商店街からは助けられているのだ。
そうしたことに鳥羽氏は意識が向かないのか、かんばしくない評判も少なくない。
別の店の商店主は「鳥羽シェフはすごく感じ悪い」と顔をしかめ、その理由をこう明かす。
「店の前を通りかかると、店先で鳥羽シェフがお客さんと、『マジですか』『そうっすね』『いいっすか』などと、大声で話しているのをよく見かけます。お客さんやファンにはとても愛想がいい、面白い人なんでしょうけど、地元の私たちには無愛想で、あいさつひとつしない。『こんにちは』と言っても、ブスッとして、ナマ返事しかしない。オレに話しかけるな、みたいなオーラを発しているんです」
鳥羽氏が「sio」をオープンしたのは2018年7月だが、それ以前には同じ場所にフレンチレストラン「Gris(グリ)」があり、16年から鳥羽氏はそこでシェフとして働いていた。18年にオーナーから「Gris」を引き継ぎ、今度はオーナーシェフとして「sio」をオープンさせた。
オープンしたてのころは、商店街の人たちと付き合いもあったという。地元の「上原銀座商店街」の理事長がこう話す。
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