「アメリ」は、保護される前に自転車でぶつかったようで、前足が折れて曲がったままくっついています。でもそれを補うように後ろ足と体幹が強い。「アメリ」と仲良しの「もふたろう」は、自分より年上の猫が後からきて戸惑ったと思いますが、よくぞ受け入れてくれました。今は片目を閉じることもなく、両目パッチリです。
最近では、「もふたろう」と「まるお」が鼻ちゅーしていたという家族の目撃談もあるんです(笑)。たまに男同士、猫パンチをしあいますが、けっして激しいものではありません。喧嘩するほど仲がいい、という言葉もありますしね。
お父さんが、「俺たち、まるおを幸せにしてあげられてるかな」と言うのですが、これからもっともっと幸せになってほしいし、お父さんのお膝で甘え続けてほしい。健康に気を付けながら暑い夏を超えて、みんなと一緒にずっと暮らしていきましょう!
(水野マルコ)
【猫と飼い主さん募集】
「猫をたずねて三千里」は猫好きの読者とともに作り上げる連載です。編集部と一緒にあなたの飼い猫のストーリーを紡ぎませんか? 2匹の猫のお母さんでもある、ペット取材歴25年の水野マルコ記者が飼い主さんから話を聞いて、飼い主さんの目線で、猫との出会いから今までの物語をつづります。虹の橋を渡った子のお話も大歓迎です。ぜひ、あなたと猫の物語を教えてください。記事中、飼い主さんの名前は仮名でもOKです。飼い猫の簡単な紹介、お住まいの地域(都道府県)とともにこちらにご連絡ください。nekosanzenri@asahi.com