長女・小室眞子さんの結婚問題以降、何かと批判にさらされている秋篠宮家。次女・佳子さまが、宮邸の増改築工事のための仮住まいだった「御仮寓所」(ごかぐうしょ)に住み続けていることが明らかになったが、経緯や経費をめぐる宮内庁のあいまいな説明のために混乱が続いている。なかなか収まらない背景のひとつには、秋篠宮家側の意向が国民に伝わってこないということもある。秋篠宮家と長く親交があるジャーナリストや秋篠宮家の事情に詳しい関係者は、「誤解されている」「間違った情報が多すぎる」と口をそろえる。
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佳子さまが「ひとり暮らし」を始めた理由として週刊誌などに書かれているのが、ご両親である秋篠宮ご夫妻との「不仲説」。姉の眞子さんの結婚にあたって姉を応援した佳子さまとご夫妻の間に生じた溝が、今回の「別居」につながった、というものだ。
だが、秋篠宮さまと30年以上の親交があるジャーナリストの江森敬治さんは、「不仲説」を強く否定する。
「佳子さまとご家族の関係が断絶しているとか、仲が悪いといった話は聞いたことはありません。不仲だからひとり暮らしを始めたということではありません」
また、「ひとり暮らし」「別居」という言葉が拡散し、強く印象づけられたが、秋篠宮家に詳しい関係者は、
「別居というよりも、離れで佳子さまがひとり暮らし感覚を楽しんでいる、が近いのでは」
と話す。
秋篠宮邸の玄関から佳子さまの暮らす旧御仮寓所までは、歩いて2~3分。目と鼻の先にあり、母屋と離れの感覚に近い。公務の打ち合わせなどのため、ご夫妻と佳子さまが秋篠宮邸で顔を合わせる機会も少なくないという。
■「食事や生活は宮邸のはず」
また、多額の費用をかけて秋篠宮邸の増改築工事をしたにもかかわらず、ご一家が分かれて暮らしている状況が、「ぜいたく」「経費の無駄」と受け止められている。