コミュニケーションに悩みがある人にぜひ試してもらいたいのが、「ちょい足しことば」です。TBSアナウンサーとして活躍後、アナウンサーや有名企業などの重役から新入社員まで、さまざまなビジネスの現場でコミュニケーション法を伝授してきた今井登茂子さんの新刊『さりげなく品と気づかいが伝わる ちょい足しことば帳』から、感謝の気持ちが伝わり、相手がさらにうれしくなる褒め言葉の“ちょい足し”を特別に紹介します。
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■想像してくれたことへの感謝を
プレゼントをもらったときのリアクションは難しいですよね。そんなときに気軽に使えて感謝の気持ちが伝わる“ちょい足し”が、こちらです。
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わぁ、ありがとうございます。
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わぁ、ありがとうございます。これが欲しかったんです。
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例文は、贈りものをいただいたときや、お店でイメージを伝えたら、店員さんが奥からそれにピッタリの商品を出してきてくれた場面などを想定したものです。パートナーが買い物ついでに、切らしていたあなたのシャンプーを買ってきてくれたとき、「ありがとう。ちょうど欲しかったの!」と使うことも。
また、仕事の出来具合にも使えます。職場の後輩に頼んだ仕事を受け取ったときなどに「わあ、これこれ! 期待以上だよ!」、アドバイスを求めた相手からの提案に「◯◯さん、さすがです……。この要素が欲しかったんだと気づきました」といった具合に。
贈りものをしたり、頼まれたものを用意したり、提案をしたとき、「相手はどう思うかな?」と小さな不安を感じている人は少なくないはずです。あなたのことを考えて用意してくれた相手に対して、「私もこれが好き」「これを選んでくれて、つくってくれて、気づいてくれて、うれしい」という感謝を伝えます。依頼に応えてくれたときも「まさにこれです!」「想像していた以上です!」など、ストレートに力強く相手に届けましょう。