年齢や性別を問わず、悩む人が多い髪のトラブル。毎日きちんとシャンプーしているのに、なぜか頭皮の乾燥や髪のパサつき、抜け毛が続く......という方は、もしかしたら、シャンプーを変えるよりも、その"回数"を変えた方がいいかもしれません。



 実は近年、芸能人や著名人の間でも、毎日シャンプーしないと公言する人が増えています。たとえば、美容のスペシャリストとして、カリスマ的人気を誇る君島十和子さん。つややかなロングへアが印象的な君島さんですが「デイリーケアとしては、だいたい1日おきに髪を洗います」(集英社刊『十和子塾』より)と、毎日洗っていないことを公言しています。



 また、モデルの中村アンさんはバラエティ番組でも「3日に1度しか洗わない」と発言しているほか、直木賞作家の五木寛之さんに至っては、なんと「2ヶ月に1回」しか洗っていないのだとか。



 五木さんと言えば、長髪をオールバックにしたスタイルがトレードマークですが、80歳を超えても、ロマンスグレーの髪はフサフサ。本書『なるだけ医者に頼らず生きるために―私が実践している100の習慣』(中経出版刊)では、「新人作家のころは年に二回ほど、年をとるとともに春夏秋冬の四回洗うようになりました。最近は加齢臭などといういやな言葉が出てきたせいもあり、二ヶ月に一回くらいの割合で洗髪しています」(同書より)と、ごくたまにしか洗っていないことを明らかにしています。

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