成海璃子
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 7月放送開始の生田斗真主演ドラマ「警部補ダイマジン」(テレビ朝日系)に出演することが決まっている俳優の成海璃子(30)。生田演じる“悪をもって悪を制す”ダークヒーローの警部補が巨悪に挑む物語で、成海は主人公の元妻で弁護士という役を演じる。

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 成海といえば、2000年に放送された「TRICK」(テレビ朝日系)でドラマデビューした子役出身の俳優だ。12歳のときに「瑠璃の島」(日本テレビ系、05年放送)でドラマ初主演を果たし、一気に知名度がアップ。最近は脇役として活躍し、今年は「警部補ダイマジン」の他、NHK連続テレビ小説「らんまん」、「かしましめし」(テレビ東京系)と、すでに3本の連続ドラマに出演するなど、引っ張りだこ状態だ。

「成海さんは00年代後半には数々の映画で主演を務め、有名になりましたが、素顔は謎が多い印象です。10年に放送されたバラエティー番組で自室が紹介された際、CD棚に並んでいたのが『スターリン』『村八分』『あぶらだこ』『猛毒』といった、1970~80年代の少しマニアックな日本のロックバンドの音源だったことから、その趣味が一部で話題になりました。それゆえ、サブカル女子の雰囲気があります。自身の高校時代を振り返り、『“わかってくれるのは音楽だけ”という気持ちで、高校時代は過激な音楽を聴いていた』とラジオ番組で明かしていたことも。友達もおらず、10代のころはいつも一人で音楽を聴いて映画を見ていたとか。その後、20代になって人と関われるようになり、お酒を飲んだりして明るくなれたそうです」(テレビ情報誌の編集者)

 10代のころは“陰キャ”のサブカル女子だったという成海。キャリアは順調そうに見えるが、さまざまな迷いもあったのかもしれない。一方、20代でのインタビューでは、俳優業に対するしっかりとした意識が垣間見える。

「cinemacafe.net」(2019年12月3日配信)では、「自分の納得したものしかやりたくない」と言っている時期も長かったが、大人になった今は周囲の声に耳を傾けるようになり、他の人の意見も分かるようになったと語っている。また、自分のパフォーマンスで評価が決まるため、無責任なことはできないとも。こうした考えが、自分を動かす原動力になっているという。

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丸山ひろし

丸山ひろし

埼玉県生まれ。大学卒業後、出版社に勤務し雑誌編集業務に従事。その後ライターに転身し、現在はウェブニュースや、エンタメ関連の記事を中心に執筆している。

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