そのため、今回のように受診が必要な場合に限って受診を促す連絡があるということ、そして結果がインターネット経由でいつでも確認できる、というシステムはあらゆる人にとって、とても便利だと感じました。
私の場合、車が必須のアメリカに長期滞在しているものの、車を運転することができません。そのため、通院のためにウーバーを利用しなければなりません。ウーバーに支払う費用を考慮すると、再受診しなくても結果を知ることができるシステムは、私のような交通手段のない人にとって、とてもありがたいものであると思います。もちろん、仕事が忙しくてなかなか受診できない人にとっても、大変助かるシステムであることは間違いないでしょう。
さて、女性にとって最も一般的な疾患の一つである細菌性膣炎ですが、再発も少なくないようです。再発がないことを願うばかりではありますが、また異変を感じたら、今度は「治るかもしれないから、様子をみよう」と期待を抱くことなく、なるべく早めに受診して相談しようと思っています。
山本佳奈
山本佳奈(やまもと・かな)/1989年生まれ。滋賀県出身。医師。医学博士。2015年滋賀医科大学医学部医学科卒業。2022年東京大学大学院医学系研究科修了。ナビタスクリニック(立川)内科医、よしのぶクリニック(鹿児島)非常勤医師、特定非営利活動法人医療ガバナンス研究所研究員。著書に『貧血大国・日本』(光文社新書)
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山本佳奈
山本佳奈(やまもと・かな)/1989年生まれ。滋賀県出身。医師。医学博士。2015年滋賀医科大学医学部医学科卒業。2022年東京大学大学院医学系研究科修了。ナビタスクリニック(立川)内科医、よしのぶクリニック(鹿児島)非常勤医師、特定非営利活動法人医療ガバナンス研究所研究員。著書に『貧血大国・日本』(光文社新書)