【コツ3】 野菜をふんだんに活用
ペースト状にしたりマッシュしたり、野菜をたっぷり使ったおかずをストックしておけば、時間がなくても、ビタミンなどの栄養素を手軽に摂ることができる。ご飯にまぜたり、麺にのせたり、使い方はいろいろ。肉や魚をプラスすることもできる。
毎日の献立作りでフル活用できる定番レシピを2つ紹介する。
野菜たっぷり肉そぼろ
小さく刻んだ野菜を入れた肉そぼろは栄養満点。炒り卵とインゲンと一緒にご飯やうどんにのせて、三色丼や三色うどんにしてもよし、とろみがあるのでチンゲン菜を加えて中華麺とからめてもよし。アレンジは自在だ。保存の目安は、冷蔵庫で3~4日。
◇材料(作りやすい分量)
鶏ひき肉 200グラム
にんじん 30グラム
しいたけ 1枚
長ねぎ 1/4本
サラダ油 小さじ1
だし汁 1カップ
しょうゆ・みりん 各大さじ1と1/2
水溶き片栗粉 大さじ1
◇作り方
(1) にんじん、しいたけ、ねぎはみじん切りにする。
(2) 鍋にサラダ油を熱し、(1)を入れて炒める。しんなりしたら鶏肉を加えてさらに炒め、だし汁、しょうゆ、みりんを加え、汁気がなくなるまで煮る。
(3) (2)に水溶き片栗粉を入れてとろみをつける。
ラタトゥイユ
そのまま食べてもいいし、マカロニを加えてミネストローネスープにしたり、卵炒めにアレンジしたり。圧倒的に時短になるのがうれしい。ズッキーニやセロリ、かぼちゃを入れてもOK。保存の目安は、冷蔵庫で3~4日。
◇材料(作りやすい分量)
トマト 1個
パプリカ(黄) 1個
玉ねぎ 1/2個
なす 1本
にんにく 少々
オリーブ油 小さじ2
塩 小さじ1/5
◇作り方
(1) トマト、パプリカ、玉ねぎ、なすは1センチメートル角に切り、なすは水にさらす。にんにくはみじん切りにする。
(2) フライパンにオリーブ油とにんにくを入れて弱火にかけ、にんにくが色づいてきたら玉ねぎを入れてよく炒める。
(3) (2)にパプリカ、なすを入れて炒め、しんなりしたら、トマト、塩を加えて汁気がなくなるまで煮る。
(構成/生活・文化編集部 端香里、写真/アーク・コミュニケーションズ)