最初からミスが無いほうがいいに越したことはないのですが、途中で気づいて、大事に至ることなく深い傷になるのも回避できたことはよかったと考えたいものです。
さらに、このちょい足しことばを口にすることで、相手の心を穏やかにするだけでなく、あなた自身も怒りや落ち込みがやわらいで、前を向いて考えようと思えるのではないでしょうか。
失敗を反省したうえで、今後にポジティブに生かす力は、成長への最強の武器となります。つまり、そのひとことが落ち込む相手に「もうちょっと早く気づく努力ができたかもしれない」と、考えを転換させるきっかけとなるかもしれないのです。
言うまでもありませんが、このことばも目上の人に対して使うのは、「上から目線」の印象を与えますので控えるのがいいでしょう。
相手が言われてホッとすることばは、きっとあなた自身も温かな気持ちにしてくれます。ぜひ、気にいった言葉から試してみてください。
(構成/三宅智佳)