■タッチ決済で還元爆増
「楽天ペイもおすすめ。楽天カードから楽天キャッシュへのチャージで楽天ポイント0.5%、楽天キャッシュから楽天ペイで払えば1%。チャージと支払いだけでアプリ提示による各社ポイント(0.5~1%)とは別に1.5%もらえるので、合計2~2.5%です。店を選ばず使えます」
バーコード決済より強烈な還元率を提示するのが三井住友カード(VISA)の「Vポイントアッププログラム」だ。対象コンビニ(大手ではセブン-イレブンとローソン)やファミリーレストランに限定し、還元率を上げている。通常のカード決済によるポイントは0.5%だが、三井住友カードのVISAタッチ決済で4.5%上乗せ。さらに7月1日からは、iPhoneのApple PayかAndroidのGoogle Payにセットした三井住友カードで「スマホのVISAタッチ決済」をすると6.5%上乗せという選択肢も加わる。スマホでタッチ決済するだけでコンビニの買い物が合計7%還元!
このプログラムでは、家族登録やSBI証券での資産運用、三井住友「Oliveアカウント」作成のうえアプリログイン等の条件を達成すると、前述の7%が最大17%まで跳ね上がる。
「セブン-イレブンとローソンには、三菱UFJカードで払って1千円につき最大10%相当のポイントをもらう方法もあります。ファミリーマートなどではセゾンパール・アメリカン・エキスプレスカードをQUIC Payで利用すれば2%還元」
いずれも「知っている人だけが得をする」ものばかり。情報を制する者がコンビニでの買い物において勝者となる。(ジャーナリスト・大西洋平、編集部・中島晶子)
※AERA 2023年7月3日号より抜粋