台風2号は6月1日(木)から2日(金)頃にかけて沖縄地方にかなり接近するでしょう。沖縄は暴風や高波、大雨、高潮に警戒。西日本から東日本には梅雨前線が停滞し、前線の活動が活発化。梅雨末期のような大雨となる恐れがあります。このタイミングで関東甲信や北陸も梅雨入りの可能性があります。
沖縄地方は台風直撃で大荒れ
台風2号は、強い勢力で6月1日(木)から2日(金)頃にかけて沖縄地方にかなり接近する見込みです。沖縄本島地方と先島諸島では暴風が吹き、海上は猛烈なしけとなるでしょう。暴風や高波に厳重な警戒が必要です。台風の活発な雨雲がかかり、先島諸島や沖縄本島地方では2日(金)頃にかけて警報級の大雨となる恐れがあります。土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意、警戒が必要です。海岸や河口付近の低い土地では、高潮による浸水や冠水にもご注意ください。
梅雨前線の活動が活発化 本州付近で梅雨末期のような大雨の恐れ
31日(水)はいったん梅雨前線は南下しますが、2日(金)には梅雨前線が西日本から東日本付近に再び停滞する予想です。梅雨前線に向かって台風周辺の暖かく湿った空気が流れ込み、前線の活動が活発化するでしょう。
本州付近の雨のピークは、1日(木)夜から2日(金)にかけてとなりそうです。九州から関東甲信、北陸を中心に活発な雨雲がかかり、大雨となる恐れがあります。3日(土)も太平洋側を中心に雨が続き、さらに雨量が増えるでしょう。総雨量が6月の平年ひと月の雨量に匹敵するか超すような大雨となる恐れもあります。土砂災害や河川の増水、低い土地の浸水に警戒が必要です。
まだ梅雨入りしていない関東甲信や北陸もこの雨のタイミングで梅雨入りとなる可能性があります。
ぐずついた天気
台風が離れた後は沖縄は、いったん晴れ間がでるでしょう。ただ、7日(水)以降は雨の降る日が続きそうです。九州から東海は梅雨の晴れ間となる日もありますが、6日(火)から9日(金)頃は雨が降りやすいでしょう。
関東甲信は4日(日)以降もぐずついた天気となりそうです。東北も来週後半は曇りや雨の日が増えるでしょう。
最高気温は平年並みの日が多い見込みです。35℃を超すような極端な暑さの日はないものの、湿気が多く、ジメジメ、ムシムシするでしょう。食べ物の管理にお気をつけください。