ソニー・ミュージックレーベルズ／レガシープラスが、URCレコードに残された数々の名盤を、6月から毎月5タイトル復刻していくことが発表された。
第1弾は、『高田渡／五つの赤い風船』、中川五郎『終り はじまる』、早川義夫『かっこいいことはなんてかっこ悪いんだろう』、なぎらけんいち『葛飾にバッタを見た』、加川良『やぁ。』の5タイトル。
また、URCを知らない世代に向けた『URCレコード入門編コンピレーションアルバム』が6月21日にリリース。第1弾はTBS『報道特集』特任キャスターの金平茂紀を監修に迎えた『URC銘曲集―1 戦争と平和』で、「戦争と平和」をテーマに選曲された。
金平は、URCが多くの人々から熱狂的に支持された1970年代の世界情勢と、ウクライナ情勢などで揺れ動く現在の世界は極めて類似していると語る。また、ライナーノーツでは「今、ウクライナでは戦争が続いている。ロシアによる侵略戦争がまだまだ続いていて、その戦争を止めるどころか、もっと戦えと〈彼ら〉は声高に正義を主張する。『URC』の楽曲のなかから『戦争と平和』のテーマで選曲する意味が、切迫したものとして、ある」としている。
◎リリース情報
コンピレーションCD『URC銘曲集―1 戦争と平和』
2023/6/21 RELEASE
MHCL-30837 2,500円（tax in.）
＜収録曲＞
01.私たちの望むものは / 岡林信康
02.腰まで泥まみれ / 中川五郎
03.日の丸 / 斉藤哲夫
04.自衛隊に入ろう / 高田渡
05.私は地の果てまで / 五つの赤い風船
06.戦争は知らない / ザ・フォーク・クルセダーズ
07.ぼくのそばにおいでよ / ザ・フォーク・クルセダーズ
08.教訓1 / 加川良
09.サルビアの花 / 早川義夫
10. 私が一番きれいだった時 / アテンションプリーズ
11. おとぎ話を聞きたいの / 五つの赤い風船
12. 乾杯 / 友部正人
13. イムジン河 / ミューテーション・ファクトリー
14. 竹田の子守唄 / 赤い鳥
15. プカプカ / ザ・ディランII
16. 誰を怨めばいいのでございましょうか / 三上寛
17. がいこつの唄 / 岡林信康
◎リリース情報
『高田渡／五つの赤い風船』
MHCL-30838 2,000円（tax in.）
＜収録曲＞
・高田渡
01.事だよ
02.現代的だわね
03.自衛隊に入ろう
04.ブラブラ節
05しらみの旅
06.あきらめ節
07冷やそうよ
・五つの赤い風船
08.テーマ（オープニング）
09.恋は風に乗って
10.二人は
11.遠い世界に
12.血まみれの鳩
13.もしもボクの背中に羽根が生えたら
14.一つの言葉
15.遠い空の彼方に
16.テーマ（エンディング）
◎リリース情報
中川五郎『終り はじまる』
MHCL-30839 2,000円（tax in.）
＜収録曲＞
01.古いヨーロッパでは
02.殺し屋のブルース
03.いつのまにか
04.主婦のブルース
05.死んだ息子が帰って来たから
06.あなたがもう笑えないから
07.うた
08.かえるそのとき
09.自由についてのうた
10.俺はヤマトンチュ
11.腰まで泥まみれ
12.終る
◎リリース情報
早川義夫『かっこいいことはなんてかっこ悪いんだろう』
MHCL-30840 2,000円（tax in.）
＜収録曲＞
01.わらべ唄
02.もてないおとこたちのうた
03.無用ノ介
04.シャンソン
05.サルビアの花
06.NHKに捧げる歌
07.聖なるかな願い
08.朝顔
09.知らないでしょう
10.枕歌
11.しだれ柳
12.埋葬
◎リリース情報
なぎらけんいち『葛飾にバッタを見た』
MHCL-30841 2,000円（tax in.）
＜収録曲＞
01.銀次ラグ（インストルメンタル）
02.柴又慕情
03.まけ犬
04.1973年の想い出
05.K.K.ブルース（インストルメンタル）
06.約束
07.悲惨な戦い
08.葛飾にバッタを見た
09.昭和の銀次
10.あの娘の街まで
11.あんたの故郷へ
12.汽車が見えたら
13.僕は今110フィートの空にいる
◎リリース情報
加川良『やぁ。』
MHCL-30842 2,000円（tax in.）
＜収録曲＞
01.大晦日
02.夜汽車にのって
03.フォーク・シンガー
04.百円札
05.枚方のあきちゃん
06.小指ちゃん
07.もうすぐ春が
08.東京
09.精一杯
10.流行歌
田村耕太郎
クロちゃん
矢部万紀子
