5月8日放送の「証言者バラエティ アンタウォッチマン!」(テレビ朝日系)にタレントで俳優の石原良純(61)が出演し、知られざる秘話を公表して話題を呼んだ。同番組は活躍する芸能人をゲストに迎え、周辺取材で得た証言をもとにその人物を深掘りしていくという内容。もともとは深夜番組でゲストは芸人が多かったが、ゴールデン特番に登場したのは良純だった。
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「父は元都知事で作家の石原慎太郎氏で叔父は俳優の石原裕次郎氏という超サラブレッドとして知られる良純さんですが、今やバラエティー界でなくてはならない存在になりました。『アンタウォッチマン!』の特番は、なぜ彼が重宝されるのかわかりやすい内容で、業界関係者の間でも評判になりました。サラブレッドとして映画に初主演した良純さんでしたが、やがて役者としての仕事が頭打ちとなり石原プロを出て個人事務所を設立。すると、父親とも親交のあった雑誌編集者の三原(栄子)氏がマネジャーとして身元を引き受け、二人三脚でバラエティー界に売り込んだのが今につながっているというストーリーでした」(放送作家)
マネジャーである三原氏はいつも良純の荷物を持ち、良純を伴ってテレビ局に売り込み続けたという。
「名物マネジャーだった三原さんは、良純さんに敬意を払わない共演者にはつねりに行くほど良純さんを溺愛していたというエピソードまで披露。また現役医師の夫人が証人としてVTRでテレビ初出演し、慎太郎さんから『2時間以上の長い結婚式は嫌だ』と言われ、帰らせないように披露宴であの手この手を尽くしたという裏話も語られました。最後は2019年に亡くなった三原さんが良純さんに残していた手紙が初公開され、涙と感動で幕を閉じました。証言者に中居正広さんが登場するなど、豪華かつ感涙必至の内容にSNSでも視聴者から絶賛されました。良純さんは今、ゴールデン特番のメインゲストに堪えられるほどの存在になったということでしょう」(同)