岸谷香が森高千里と23年ぶりライブ共演、プリプリの元リーダーも
岸谷香が森高千里と23年ぶりライブ共演、プリプリの元リーダーも
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2月15日(土)、東京・六本木EXシアター六本木にて“岸谷香 感謝祭2020”が行われた。このLIVEイベントは、岸谷 香が音楽人生に感謝し、ゲストとともにスペシャルコラボを行う企画として行われたもので、記念すべき初回公演となった。この日、本人と30年来の盟友である森高千里と、元プリンセス プリンセスのリーダー兼ベーシストの渡辺敦子をゲストに迎え、華々しく幕が切られた。

 森高千里とは、岸谷がプリンセス プリンセス時代の当時から共演をしてきた音楽仲間であり、お互いに親となってからはママ友でもあるという、公私ともに30年来の友人関係である。テレビでは2017年のCX『FNSうたの夏まつり~アニバーサリーSP~』で工藤静香とともに共演。2019年には岡本真夜とともにCX『MUSIC FAIR』にて共演したことも記憶に新しい。TVで同じ舞台に立つことは多かったが、LIVEでは1997年、武道館で行われた『Act Against AIDS ‘97』以来、23年ぶりの共演となる。
 渡辺敦子と岸谷は“おりあつ”というユニットで、2013年から活動。このたび2015年以来5年ぶりとなるファン待望の共演となった。

 およそ1000人のファンが総立ちで応える中、本公演のゲストを紹介するように、自身の楽曲「Unlocked」から森高の「私がオバサンになっても」とプリンセス プリンセス時代の楽曲「スパイ イン ラブ」を含むメドレーを早くも披露。幕開けしてすぐに会場のボルテージは最高潮となり歓声が鳴りやまない中、森高のLIVEパートに突入。バンドは引き続き岸谷のガールズバンド“Unlock the girls”が務め、1曲目の「気分爽快」から会場がひとつになって盛り上がった。

 さらに森高が「次はこの曲!」と言うと、「17才」のイントロが鳴り響き、岸谷が森高の『17才』のキラキラミニスカートの衣装を借りて着用し再登場。ふたり揃って『17才』のスカートを着て、そのタイトル通りの若々しいユニットダンスと歌を披露し、会場はふたりを呼ぶ声と歓喜の声に包まれた。

 岸谷と森高は「私たちはこの『17才』という曲の頃、TV番組で一緒になって出会ったんだよね。当時は89年だったね。あれから30年経って、こうしてまたコラボできるのは嬉しいね!」とその喜びを分かち合った。

 その後、当時のお互いの47都道府県全県ツアーの思い出を語り、「ロックンロール県庁所在地」を披露。ふたりともにギター&ボーカルでコラボし大盛況となった。最後は「Diamonds<ダイアモンド>」で、森高はドラム&ボーカル、岸谷はギター&ボーカルで、今宵限りのスペシャルガールズバンドとなり、ファン垂涎の華々しい演出となった。渡辺敦子とのユニット“おりあつ”も惜しみなく3曲を披露し、その後も岸谷の楽曲をUnlock the girlsとして披露。まさに岸谷の音楽に対する愛と情熱が存分に感じられる“感謝祭”となった。