2万円を切る低価格Windowsタブレットが登場する。日本エイサーは12月12日、8インチWindowsタブレット「Iconia Tab 8 W」(モデル名:W1-810-F11N)を発売する。オープン価格だが、Amazonでは1万9245円(税込み、12月6日現在)で予約を受け付けるなど、実売価格は2万円を下回っている。
この商品は、同社の「Iconia Tab 8 W」シリーズで初めてのモデルだ。重さ370グラム、厚さ9.75ミリの軽量薄型を実現した。ディスプレーの縁の幅を約7ミリで、片手で操作しやすい。
では、性能面を見ていこう。ディスプレー解像度は1280×800ピクセル。OSは32ビット版Windows 8.1 with Bing、CPUにはインテルAtom Z3735G、1GBのメモリを搭載している。内蔵容量は32GBで、microSDカードリーダーを備える。
このほか、前面/背面カメラ、デュアルステレオスピーカー、microUSB端子を搭載した。バッテリーの駆動時間は約8時間で、Wi-Fi対応の無線LAN(IEEE 802.11b/g/n)とBluetooth 4.0対応の無線通信機能を搭載している。本体カラーはホワイトの1色となっている。
ただ、「W1-810-F11N」にはMS Officeが付いていない。実売価格が2万円以下という点を考えると仕方ないだろう。だが、この点を補う方法がある。Office365を使っていれば、一人につき5台まで、それ以前のバージョンであれば2台までインストールが可能だ。余っている分を「W1-810-F11N」にインストールすれば、対応が可能だ。
2万円台の格安タブレットが続々と登場するなか、今後も価格競争が激しくなりそうだ。