NTTドコモは5月15日、AndroidOS搭載のスマートフォン“GALAXY”シリーズの新モデル「GALAXY S5」を発売した。
今回の“GALAXY”に追加された目玉機能は、以下の2点である。
1つ目は、ウルトラ省電力モードだ。従来の省電力を更に強化したモードのことで、不要なデータ通信をカットしたり画面を白黒にしたりするなどして、従来の省電力モードよりも電力消費の無駄を徹底的に省き、待ち受け時間の長時間化を実現したという。
ウルトラ省電力モードを利用すればバッテリー残量が10%程度でも約1日の電源維持が可能とのことで、例えば、連絡を待っているにもかかわらず、出先でかつモバイルバッテリーも充電手段もないといった時などに心強い機能だ。ただし、画面消灯時はパケット通信ができなくなるため、インターネットに繋げてSNS経由で連絡を待つといった場合には注意が必要だ。
2つ目は防水・防塵性能だ。同シリーズでは今まで搭載されていなかった、防水・防塵性能を持ったモデルがついに登場した。
IPX5/7相当の防水性能(全方向からの水流に耐え、水深1mに30分間放置しても浸水しない性能)とIP6X相当の防塵性能を搭載し、水場やアウトドアでの使用も可能となる。日常的な使用であれば、ケータイに付き物の水没事故とは無縁になったといえる。
そのほか、前モデルの「GALAXY S4」は1.9GHz駆動のプロセッサだったのに対して、新たに2.5GHz駆動のプロセッサを搭載。ディスプレイは約5.0インチから約5.1インチとなったほか、AndroidOSは4.3から4.4になるなど仕様を変更。さらに指紋センサーを搭載したことで、端末のセキュリティも向上させている。
バッテリーのスタミナ十分で、濡れても汚れても気兼ねなく使える「GALAXY S5」。これから夏を迎えて、海や山へとアウトドアを満喫したいひとにはもってこいのモデルだろう。

