中国戦で二回表を無失点に抑え、声をあげる大谷翔平(3月9日、東京ドーム)
中国戦で二回表を無失点に抑え、声をあげる大谷翔平(3月9日、東京ドーム)

 10日の韓国戦にはダルビッシュ有が先発する。あとは1次ラウンドを突破した場合、16日の準々決勝に大谷とダルビッシュの2人を投入するのかどうか。それとも準決勝に1人を残すのかの判断は難しい。米国での試合となれば、日本とはまた違ったボールの違いも出てくる。もし、準々決勝に2人を投入すれば、準決勝は山本由伸と佐々木朗希に託すことになる。

 全勝なんて容易ではない。想定外のことが起きたり、1敗したりしたときに、すぐに次の試合にフォーカスできるかどうかが大事だ。決勝は日本時間22日で、わずか2週間弱。ファンの方々も選手を信じ、最後まで声援を送り続けてほしい。

東尾修(ひがしお・おさむ)/1950年生まれ。69年に西鉄ライオンズに入団し、西武時代までライオンズのエースとして活躍。通算251勝247敗23セーブ。与死球165は歴代最多。西武監督時代(95~2001年)に2度リーグ優勝

週刊朝日  2023年3月24日号

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