主人公の西京寺大介は1977年生まれ。東大を出て99年に外務省に入り、ハーバード大学とモスクワ大学でロシア語を学んだ外交官だが、外務省の方針に不信を抱き……。 孫崎享『小説外務省』は『戦後史の正体』(創元社)で注目を浴びた元外交官による驚異の実録小説だ。現役の政治家がすべて実名で登場。作者自身も実名で登場する。外務省の高官についても、それぞれ特定のモデルがいるにちがいない。 物語は12年2…
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「人は三千円の使い方で人生が決まるよ」 昨年売れた小説の“名言”
主人公の西京寺大介は1977年生まれ。東大を出て99年に外務省に入り、ハーバード大学とモスクワ大学でロシア語を学んだ外交官だが、外務省の方針に不信を抱き……。 孫崎享『小説外務省』は『戦後史の正体』(創元社)で注目を浴びた元外交官による驚異の実録小説だ。現役の政治家がすべて実名で登場。作者自身も実名で登場する。外務省の高官についても、それぞれ特定のモデルがいるにちがいない。 物語は12年2…
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